人が亡くなった時の事を、生前に決める事など、不謹慎と思われる方もいると思います。
しかし、人が亡くなった後に残される、様々な事柄は、とても大変な作業で、特に本人の
考えや意思などが、誰にも伝わらず、残された家族は、何もわからず、困る事ばかりです。
なぜなら、亡くなった人からは、何も聞く事ができないからです。
ある生命保険会社の調査では、
故人の意思や希望を生前に知っておきたかったと思われている人が95%に対し、
知ることができた人は、たった3%しかいないという結果が出ております。
- どういった葬儀をしたかったのか?
- 葬儀には誰を呼びたかったのか?
- 遺影は?花は?お返しは?
- 遺言はあるのか?
- どこの銀行・郵便局に口座があるのか?
- 加入している保険はどこなのか?
- 何を契約していて、それがいつまでなのか?
- 携帯電話の解約に必要な書類は?
- その他の契約解除に必要な書類は?
- 支払いはどの口座から引き落されるのか?
- その他、どのような支払いがあるのか?
ご家族の方達も、もしもの事があった時のことを考え、
これらの事を事前に聞いておきたいと思っていても、あなたを目の前にして、
なかなか聞けるものではありません。
また、あなたから相談しても、
『馬鹿なことを言ってんじゃないよ!』『今度、時間がある時に聞くよ!』
などと話をはぐらかされてしまい、あなたは自分の意思が伝えられず、また、残された家族は、何も聞く事ができず、万が一が起きた時に、
事前に準備をしていなかった事に後悔することになるのです。
そのようなことにならないためにも、私たちセレモニープランナーが、万が一の時の為に、
葬儀をはじめ、生きているうちにあなたが望むことや家族に伝えたい事等を、
こと細かに一緒に考えてゆきたいと思います。
多くの時間をかけて決めることができる結婚式に、ウエディングプランナーがいるように、
とても少なく限られた時間で決めなければいけないお葬式には、
セレモニープランナーが必要なのではないでしょうか?